タヒチの島々の新しい祝日 「マタリイ・イ・ニア（Matari‘i i ni‘a）」

毎年11月、夜空にプレアデス星団（すばる）が現れると、タヒチの島々では「マタリイ・イ・ニア（Matari’i i ni’a）」と呼ばれる豊穣と再生の季節が始まります。

この伝統的な祝祭は、ポリネシアの人々と星、そして海との深いつながりを今に伝えるものです。

11月20日が正式にタヒチの島々の祝日として制定され、今年は記念すべき特別な年になりました。

今年はパペーテとタヒチイチにあるタウティラで主要なイベントが開催され、多くの人々で賑わいました。イベントではポリネシアの知恵と精神を感じられる多彩なプログラムが行われ、訪れる人々を魅了したそうです。

Matari‘i … プレアデス星団（すばる）

 ni‘a … “上に昇る”

二つの単語を合わせると、「プレアデスが天に昇る時期」＝豊穣の季節の訪れを意味します。

さすが、海の民であるポリネシア人は星と季節を結び付けているのですね。星の動き、自然との共生、豊穣と再生を願うお祭り、、日本人にも胸にすっと落ちてくる感じです。

もっと詳しく知りたい方は ⇒ https://tahititourisme.pf/matarii/